日本モレックス(神奈川県大和市深見東1―5―4、TEL046―261―4500、梶純一社長)は、高速信号伝送および高密度信号アプリケーションに適した高速カードエッジコネクター「Edgeline」=写真=のバリエーションを追加した。
これにより、コプラナー(水平接続)タイプでは15Gbps対応品、および30Aのパワーベイ一体型、垂直タイプでは15Gbps対応品、および40Aパワーベイ一体型と50Aパワーベイ一体型が新たにラインアップに加わる。
Edgeline高速カードエッジコネクターは、1つの信号に2本の信号線を用いる高速ディファレンシャル(差動)コンタクト設計を採用しており、ノイズの影響を受けにくい優れた信号特性を発揮。用途によって最大25Gbpsの高速データ転送速度に対応できる。
また、厚み1・57ミリ~3・18ミリまでのプリント基板に利用可能で、高速ピックアンドプレース組み立てやコネクター同士を背中合わせに配置可能な表面実装端子も用意するなど、多様な基板厚みと実装形態で使用できる。
主な用途は、テレコム分野やネットワーク分野、各種産業分野および航空宇宙など。