日本ロボット工業会は、2014年度補正予算の「中小企業経営支援等対策費補助金(ロボット導入実証事業)」の提案公募を3月31日から開始した。
この事業は、ものづくり分野及びサービス分野で、ロボットの未活用や中小企業などに、ロボット導入の実現可能性調査(FS調査)を行い、費用対効果を示すのが狙い。
事業の内容は、(1)先端的なロボット活用により、単純作業や過酷環境下作業からの解放(自動化)や生産ラインの柔軟性向上など、労働環境の改善や生産性の向上を目指す事業者に対し、ロボットの設備導入やライン構築に係わるシステムインテグレートなどに要する費用の一部を補助(2)ロボット活用のノウハウやメリットを理解してもらうため、業務分析の実施及びロボット導入の費用対効果の算出など実現可能性調査に要する費用の一部を補助する。
補助金額は、ロボット導入実証補助事業1億円、ロボット導入FS補助事業500万円。