因幡電機産業は、製造現場記録ユニット「チョコ停ウォッチャー」IB―ECT001を、ジャンボびっくり見本市で展示、受注を開始する。
製造現場では本格的な故障ではなく、一時的なトラブルのために設備が停止したり空転したりする状態(=「チョコ停」)が発生してきた。ワークを除去したり、セットし直したりすることによって設備は正常作動に復帰するが、チョコ停の回数が多いと設備稼働率が低下しコストに影響する。製造現場では、人による監視やビデオカメラなどで撮影を行い原因究明が行われてきたが、原因特定に非常に多くの工数がかかってきた。
本製品は、チョコ停が発生した瞬間に外部機器から信号入力を受け、その”前後”最大15分間の動画をタイムスタンプと共に保存する。外部信号入力を受けた時点から”過去”の動画を保存できることで、チョコ停発生以前の状態を確認可能。また、長時間録画を行った中から動画を見ながら探すのではなく、ピンポイントにチョコ停時の動画を確認、原因特定工数が削減できる。電源はDC5~48Vに対応し、FA現場との親和性も非常に高い。