オリエンタルモーター(東京都台東区東上野4―8―1、TEL03―6744―0411、野村重幸社長)は、スピードコントロールモーターユニット「US2シリーズ」を4月6日に発売した。 新製品は、簡単に速度制御ができる「USシリーズ」の良さを継承しつつ、機能・性能・価格とも大きく見直したフルモデルチェンジ製品。今後、国内だけではなく、アジア・欧米を含めたグローバルな展開を予定している。 特徴としては、制御回路をデジタル化することにより、小型化と低価格、使いやすさを両立していることが挙げられる。まず、スピードを設定するコントローラにデジタル表示パネルと設定ダイヤルを搭載し、直感的な操作を実現。同時に接続のコネクタ化や進相コンデンサを内蔵することで、接続工数も削減できる。 さらに速度変動率は、従来品マイナス5%だったところが、プラスマイナス1%(参考値)と大幅に向上し、負荷変動に強くなった。モーター自体も許容トルク・強度共に優れたKⅡシリーズのモーターとギヤヘッドを採用している。 ラインアップは「直行軸ギヤードタイプ(25W~90W)」「並行軸コンビタイプ(6W~90W)」「丸シャフト(6W~90W)」を用意。3年後の売上げ目標は、3000台/月。速度制御が必要な搬送用途などを市場として想定している。
オリエンタルモーター スピードコントロールモーターユニット「US2シリーズ」を発売 制御回路をデジタル化
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