東洋電機は、無線式モニタリングシステム「MAGIC
BEE(マジックビー)」子局に最大で8個の温度センサを取り付けることで、複数の温度測定ができる「無線式多点温度モニタリングシステム」を開発、近く発売する。
「マジックビー」は、オープンフィールドネットワークのCC―Linkに対応しており、標準で温度センサ、湿度センサ、照度センサや、アナログ、デジタルの外部入力を備えているが、今回の製品ではさらに最大で8個の「1―Wire温度センサ」を接続可能とした。
ブロックごと、または装置内の複数個所の温度について、1台の「マジックビー」子局でデータ収集が可能で、安価に多点温度監視が行える。
Digi社のネットワークアダプタ「XStick」と評価キット付属ソフトウェアのCD―ROMも用意しており、パソコンに評価キット付属ソフトウェアをインストールすることで、パソコンとマジックビー子局が無線で接続され、容易に多点温度監視システムが実現できる。
また、通常の「マジックビー」子局として、温度、湿度、照度のセンサ、アナログ入力2点、デジタル入力2点、パルス入力1点をそのまま使用することも可能。
計測データ収集周期は、10秒~1時間(範囲内において任意に設定可能)。温度計測範囲は〓55℃~〓125℃、計測精度は〓〓0・5℃。