日本能率協会の主催による電子・機械部品の展示商談会「テクノフロンティア2015」が、20日(水)から22日(金)までの3日間、幕張メッセで開催された。モータ技術展をはじめ、電源、EMC・ノイズ対策、モーションエンジニアリングなど10の専門展示会で構成され、約500の企業・団体が出展。IoTやワイヤレス給電、ロボティクス技術など話題の技術を展示し、会期中に3万2000人の来場が見込まれた。
いま各方面で話題のIoT関連では、21日(木)に7ホールで「IoT最前線~日本版Industry4・1への展望」と題した特別講演会を実施。IoT/M2Mの技術標準化や業界アライアンスの動向、Industry4・1J構想を業界キーマンが解説した。
22日(金)には、ワイヤレス給電技術の最新動向を解説する講演会が行われる。スマートフォンや自動車などで実用化が進んでおり、標準化の動向や実用化への取り組みなどを紹介した。
またロボット関連では、「自律制御」と「人との共生」をテーマにした実機デモと特別講演会が実施された。
医療介護や生活支援ロボットのほか、物流に役立つ自律走行ロボットなどの実機を見ることができる。
また同日程・同会場で無人機のドローン技術の専門展示会「国際ドローン展」も開催される。国内外のドローンが一堂に展示されるほか、ルール化の動きや活用事例などを解説する各種セミナーも行われた。