安川電機は、マシンコントローラ「MP3300」に、高性能化したCPUモジュール「CPU―302」をラインアップに追加、4月21日から販売を開始した。
同製品は、高速、高精度、省エネ化で好評だった「CPU―301」をさらに高速化。ラダープログラム演算性能は、MP3300で同製品を使った場合、「MP2310」に比べて4倍に向上。さらに、標準搭載のMECHATROLINK―Ⅲで通信周期125μsに対応。ACサーボドライブ「Σ―7」シリーズと組み合わせることで加工精度や軌跡精度の向上に貢献する。
多軸制御や同期制御などが必要な装置に最適。半導体・液晶製造装置のほか、電子部品実装機、金属加工機、包装機、ロボットなどに適している。
販売価格はオープン。2015年度で約3600台の販売を目指す。