キムラ電機(東京都品川区西五反田7―9―5、TEL03―3492―8511、藤岡康太郎社長)は「第40回関東キムデン会総会および合同大会」を、東京・五反田のゆうぽうとで4月24日開催、会員17社の販売店から15社46人が出席した。
総会では、最初に藤岡社長があいさつに立ち「当会も40回を迎えることができた。消費税の増税、円安、原油安などで経済はまだら模様である。当社の業績も前半厳しい状況であったが、後半から回復し、前年を上回ることができた。販売店売り上げの60%は関東地区で占めており、社会インフラの振興などで業績を発展させていきたい」と述べた
続いて、キムラ電機藤岡利之常務取締役営業部長が関東キムデン会の活動報告及び活動計画、決算報告などの説明を行った後、同社の現況と今期の方針で「前期(61期)は受注が前年同期比106%、売り上げは100・3%で終わった。都心の再開発やソーラー発電などで監視パネルや端子台などが堅調に推移し、特に監視用のモザイクパネルは受注が2・5倍、売り上げが2倍と大きく伸びた。今年は省配線ターミナルの新製品を近く発売する。電力関係は厳しいが、東京オリンピックを控え、建物設備の案件でいろいろな話が出て来ており、今後の動向に期待している。引き続きよろしくお願いしたい」と述べた。
その後、おもてなし創造カンパニーの矢部輝夫代表が「おもてなしの心、奇跡の職場・新幹線清掃チームの”働く誇り”」と題して講演を行った。矢部氏は、JR東日本の新幹線で折り返しの7分の間に社内清掃を終えるスタッフの技と心を通じて、乗客と社内の満足達成の取り組みを熱く語った。