3Dプリンタメーカのストラタシス・ジャパンは、NASAや米空軍、商用衛星向けロケットを製造している米・ULA(United Launch Alliance)が同社製の3Dプリンタを活用して各種部品を製造し、50%のコスト削減を目指していることを発表した。
ULAは25年以上前から3Dプリンティングを活用し、2016年に打ち上げ予定のAtlas Vの環境制御システムダクトの製造にも採用。極低温から極高温まで耐えられる高性能熱可塑性プラスチックULTEM9085でパーツを製作。
従来、140点ものパーツから構成されていたところを、3Dプリンティングの活用で16点まで集約し、パーツ製造にかかるコストの57%削減に成功した。