パナソニックデバイスSUNXの2015年3月期連結決算は、売上高が422億円で前期比6・8%増、営業利益が44億円で同28・0%増、経常利益が47億円(同32・6%増)、当期純利益が31億円で34・6%増となった。
中国でのスマートフォン製造関連向けや人件費高騰に伴う工場自動化の高まりを受けて販売が好調に拡大し、国内も自動車関連や電子機器関連向けで堅調に推移。
事業別売上高は、センシングコントロール事業(FA用センサ、PLC、プログラマブル表示器)が262億円(同10・9%増)、プロセッシング機器事業(レーザーマーカ、画像処理機、紫外線硬化装置など)が94億円(同12・6%増)、Eco・カスタム事業(エコパワーメータなど)が65億円(同12・5%減)。
16年3月期は、売上高450億円(同6・6%増)、営業利益480億円(同8・7%増)、経常利益480億円(同0・5%増)、当期純利益33億円(同4・8%増)を見込んでいる。