日本産業機械工業会がまとめた2014年度の産業機械受注高は前年度比127.2%の6兆751億円となった。このうち、内需は117.3%の3兆4947億円、外需は143.6%の2兆5804億円。
製品別では、化学機械が164.9%の2兆974億円で最も大きく、伸び率も高かった。
続いて運搬機械が122.4%の3547億円、ボイラ・原動機が121.4%の1808億円。
また2桁以上の伸びとなったのは、金属加工機械が114.2%の1620億円、送風機が116.3%の279億円の2製品。
なお、産業機械の輸出契約高は146.6%の2兆4471億円で、このうちプラントは362.9%の1兆2102億円、単体は92.6%の1兆2369億円。
一方、環境装置の14年度受注高は、前年度比125.9%の6492億円。装置別では、ごみ処理装置が134.5%の3927億円、水質汚濁防止装置が110.4%の1974億円、大気汚染防止装置が134.9%の574億円、騒音振動防止装置が72.5%の17億円。