日本電気計測器工業会(JEMIMA、海堀周造会長)は、「第55回定時総会」を東京・クラブ関東で15日開催し、新会長にアズビル小野木聖二代表取締役会長を選出した。任期は2年。
小野木新会長は「情報通信技術の発達で製造業のあり方も大きく変わろうとしている。JEMIMAとしてこうした大きな変化に対応して、昨年策定のJEMIMAビジョンを具現化し、新しいビジネスチャンスを捉えて、会員、会員のお客様、社会の期待に応える工業会となるよう活動を進めたい」と抱負を語った。
総会には、正会員83社から75社が出席。2014(平成26)年度事業及び決算報告、15(平成27)年度事業計画及び収支予算などを審議し、承認した。
計測・制御の総合的な工業会を目指して、今年度から定款を変更し、会員資格を製造業者だけでなく、電気計測関連事業を営む企業も活動できるように拡大していくとともに、IoT時代で得られる情報を活用し、会員企業の活動を支援していく。
また、政府のロボット革命イニシアティブ協議会やCyber
Physical
System(CPS)推進協議会などと活動を連携し、計測制御の立場から積極的な情報発信を行うことなどを重点施策として活動を進める。