「FOOMA JAPAN 2015国際食品工業展」(主催‥日本食品機械工業会)が、6月9日から12日までの4日間、『発見!「食」はいつも進化系。』をテーマに、東京ビッグサイトで開催される。入場は無料(登録制)。
昭和53年以来、38回目となる「FOOMA JAPAN」は、食品機械・装置および関連機器に関する技術ならびに情報の交流と普及が図られ、食品産業の一層の発展に寄与している。今回は「食の安全・安心」への関心が高まる中、食品機械の最先端テクノロジー、製品、サービスを通して、「食の技術が拓く、ゆたかな未来」が提案される。
特別企画として、大きく二つのテーマが取り上げられる。一つは「生産性向上設備投資促進税制について」。質の高い設備の投資について、即時償却または最大5%の税額控除が適用できる税制措置で、この税制の適用を受けるための設備要件、手続き、証明書の取得などの概要が紹介される。もう一つが、「改正労働安全衛生規則に対応する安全設計」。13年10月から食品加工用機械についての規定を追加した改正「労働安全衛生規則」が施行。より安全・安心に食品製造を行うために、この法令についての解説、食品加工機械に施す安全設計のポイント、安全設計された機器・設備の事例などが紹介される。
また、日食工コーナーでは国際規格に対応した『制御盤モデル』を展示。食品機械のユーザー、設計者、工場経営者にとって見逃せない展示会となっている。来場登録は同展HPから。(https://www.foomajapan.jp/2015/)