ベッコフオートメーションは、産業用ネットワーク「EtherCAT」の開発元として、テクノフロンティアで、組込み型や各種産業用PC、ソフトウェアPLC/NC/RCのTwinCAT3をはじめ、無配線リニアモータ搬送システム「XTS」のXY位置決めステージデモ、回路基板に差し込むだけのⅠ/Oターミナル「EJシリーズ」や各種フィールドバス対応I/O、EtherCAT対応各種製品を展示した。
また、22日14時30分から「インダストリー4.0最前線‥オープン規格とPC制御で実現するサイバーフィジカルシステム」と題し、出展者セミナも行った。
新製品で、マルチコアのAtomプロセッサ搭載のPC「CX5100シリーズ」は、小型でコンパクト(横142×高さ100×奥行き92ミリ)なファンレス設計で、物理的な稼働部を持たないため、長期間にわたり安定した信頼性を発揮する。
400種類あるEtherCATのⅠ/Oモジュールを直結してDINレールにマウントでき、制御盤がすっきりする。しかも、低消費設計のCPUとなっているため、小型ながらUPS(無停電電源)も内蔵しており、電源が切れても重要なデータを保護できる。使用周囲温度もマイナス25℃~プラス60℃と高い耐環境特性を有する。