バンガードシステムズは、テクノフロンティアでクローズドループステッピングシステム「ST―Servo(エスティーサーボ)」と知能化ドライバ「PRO―FUSE(プロフューズ)」の製品ラインアップを展示するとともに、各製品の機能・性能がわかるデモンストレーションを行った。
このほど発表した新製品のRS485対応「ST―Servo CMB(コンボ)」を一軸ロボットに搭載してデモンストレーションを披露。モータ、エンコーダ、ドライバ、コントローラー一体型のため、モータケーブル、エンコーダケーブルの配線が不要となっており、ドライバの設置スペースも不要のため配電盤がすっきりする。
また、負荷の状態に応じて電流を制御するので、モータの温度上昇を大幅に抑え、業界トップクラスの低発熱と省エネルギー化を実現。
しかも、位置制御、速度制御、トルク制御、押し当て制御の4つのモードを瞬時に切り替えて駆動できる。
さらに、RS485通信インタフェースを搭載し、通信プロトコルはPLCで広く使われているModbusを採用しており、PLCなどから簡単に制御でき、早いシステム構築が可能となっている。