日本モレックスは、オープンフィールドネットワークCC―Link IE Fieldに対応するPC用インターフェースボード「SST―CCIE―S―PCU」をこのほど販売開始した。
CC―Link IE Fieldは、ギガビットのイーサネット技術に対応したネットワークとして、リアルタイム性、大容量データ送受信に優れているが、新製品は、CC―Link IE Fieldのインテリジェントデバイス、リモートデバイス、リモートIOデバイス用として使用し、インテリジェントデバイスでは4096点、2048ワードのデータ送受信に対応できる。ボードにはルネサスエレクトロニクス製のR―IN32M3―CLを採用しており、ギガビットPHYを2ポート搭載しているほか、ボードの省サイズ化も図っている。フロントパネルはフルサイズとハーフサイズの2種類が完備。また、CC―Linkの製品認証も取得。
同社では今後、PCI EXPRESSインターフェースボードや、CC―Link IE Fieldマスターボードの発売も予定している。