明治電機工業の2015年3月期連結決算は、売上高554億800万円(前期比19・3%増)、営業利益19億9700万円(同73・9%増)、経常利益23億1000万円(同68・3%増)、当期純利益14億9800万円(同85・6%増)と増収増益。
自動車関連の海外販売が北米を中心に順調に推移し、設備投資や研究開発投資が増加基調となった。電気・電子・半導体関連企業は、モバイル機器や車載製品を中心に需要が伸長。工作機械関連も老朽設備の更新など堅調だった。
この結果を踏まえ、16年3月期と17年3月期の計画を上方修正した。
16年3月期は、売上高は当初予想530億円を570億円に、経常利益は18億4000万円を23億6000万円に、当期純利益は11億7000万円を15億7000万円に上方修正した。
17年3月期も、売上高は当初予想の580億円を595億円に、経常利益は23億2000万円を25億円に、当期純利益は14億8000万円を16億7000万円にそれぞれ修正した。
さらに、新たに策定した30年3月期は、売上高620億円、経常利益27億円、当期純利益18億円を計画している。