産業用コンピュータシステムメーカー、アドバネット(岡山市北区田中616―4、TEL086―245―2861、内藤眞取締役CEO)は、自社EtherCATマスターボードと、精密部品などの高精度測定に使用されるマグネスケール社の「デジタルゲージ」との接続テストを実施し、接続動作確認済みとした。
同社はすでにルネサスエレクトロニクス、パナソニックなどと技術連携。今回マグネスケールが提携先に加わることで、I/Oモジュール、モーターからデジタルゲージまで、実際のフィールドを考え、幅広い用途のスレーブに対応したマスターボードを提供することになる。
Ethernetベースの産業用フィールドバスである「EtherCAT」は、高い同期性能・応答時間を特徴としており、今回の動作確認により、デジタルゲージからのフィードバックデータを活用した高精度な位置決め制御などが両社の製品を活用することで、容易に行える。