安川電機は、1日から脊髄損傷患者向け歩行アシスト装置「ReWalk」を福祉用の装具として販売開始した。価格はオープン。
同社は、2013年9月にイスラエルのReWalk
Robotics社と提携し、販売に向けた体制整備を進めてきた。これまでReWalkの研究会の発足や、神奈川県の公募型「ロボット実証実験支援事業」の採択などを進めており、欧米ですでに商品化されている同装置の国内普及に向け、運用方法の確立や構造面での課題に対する対応策などを検討してきている。
今回本格的に販売を開始することになり、脊髄損傷による下肢麻痺者の立位、歩行を実現する装具として、認定病院での導入トレーニング(基礎トレーニング‥20時間、応用トレーニング‥最低20時間)を受けた後、生活圏での利用が可能になる。
個人向けと病院向けの2タイプあり、個人向けは販売、病院向けは販売、またはリースとなる。