日本スペリア社は、同社主力製品である汎用鉛フリーソルダペースト「SN100C」などを中心にラインアップを強化し、6月3日から東京ビッグサイトで開催された「実装プロセステクノロジー展」(東4ホールブースNo4E―04)に出展した。
特に2014年「SN100C」の基となる「Sn-Cu-Ni合金」がISOのはんだ合金規格「ISO9453..2014」のAlloy No.403として正式に登録され、販売実績15年を超えるSN100Cは名実ともに「世界標準」といえるようになっており、業界の評価が高い。
同製品は鉛フリーの課題であった経時変化を極力抑え、常温での保管を可能にしている。また、繰り返し印刷性に優れ、少量多品種の生産現場でもペーストの廃棄量削減効果が期待できる。高い品質が求められる実装工程においても、品質、コストパフォーマンス両面で寄与する。
他にもSN100Cに「β元素」を加えることで、高い接合信頼性を長期的に維持できる高強度はんだ「SN100VC」、アルミと他金属を接合する際に課題となる電解腐食を、大幅に抑制したアルミはんだ付け用耐腐食合金「ALUSAC―35」、高温はんだの代替、SiC素子などの次世代パワーモジュールの接合として最適な「アルコナノ銀ペースト」などが紹介され、注目を集めそうだ。
公式サイト>>> http://nihonsuperior.co.jp/