「第23回最新科学機器展/第11回計量計測総合展 最新技術セミナー」(主催=東海科学機器協会、愛知県計量連合会、フジサンケイビジネスアイ)が、10日(水)~12日(金)の3日間、名古屋国際会議場イベントホール・会議室(名古屋市熱田区熱田西町1―1)で行われた。
同展は、製造業の中核をなす中部・東海地区で3年に1度開かれる地域最大の科学・計測機器の専門展。今回も展示と技術セミナーで情報発信された。
特別展示で、トヨタ自動車の新型燃料電池自動車「MIRAI」が持ち込まれた。
技術セミナーでは、一般セミナー23本と記念講演2本が行われた。
記念講演は、10日が「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)複合材料の諸産業への応用の展望と、名大ナショナルコンポジットセンターの取組みについて」と題し、名古屋大学特任教授ナショナルコンポジットセンター総長補佐石川隆司氏、11日が「計測データはモノづくり現場の共通言語」と題し、愛知県計量連合会副会長でトヨタ自動車計測技術部次長大竹英世氏が行った。
また、科学機器学習教室や生産性向上設備投資促進税制セミナーも開かれた。