食品機械向けの「労働安全衛生規則」に対応した、IDECのソレノイド付き安全スイッチ「HS5L形」が好評だ。
安全スイッチは装置が危険な状態では扉が開かないようにロックし、作業者の安全を確保する。日本国内では2014年4月に労働安全衛生法が改正され、リスクアセスメント・安全対策の実施が重要視されているが、従来の安全スイッチは機械の複雑化に伴い接点が増加傾向にあり過剰スペックになっていた。同製品は、最新の機械類向け国際安全規格に対応。今回、ロック付きでは世界初の、コストパフォーマンスが高い2接点タイプをラインアップ。危険レベルが比較的高くない食品機械などの中小形装置の機械安全対策に最適。
サイズも同社従来品に比べ、約13%コンパクト化。小型扉や市販アルミフレームの機械などにもフィットする。4接点タイプも同じサイズのため設計図面の流用も容易で設計の自由度が広がる。
耐振動性に優れたスプリング式端子台を採用し、配線効率もアップ。可動アクチュエータもラインアップすることで、扉がバウンドした場合でも、安全スイッチにロックがかけられる範囲を大きくできるなど、現場に配慮した仕様。
公式サイト>>> http://jp.idec.com/ja/s/c30H4/