日東工業は11日と12日、東京・お茶の水のソラシティカンファレンスセンターで「EMS(エネルギーマネジメントシステム)フォーラム2015」を開催。2日間で約800人が参加した。
冒頭、佐々木拓郎社長が登壇し「15年3月期は売上げ1000億円を突破し、5期連続の増収増益となった。政府は30年度に温室効果ガスの26%削減を目標としている。そのためには再生可能エネルギーのベストミックスの実現が必要。EMSが議論の中心になるのは間違いない」とあいさつした。
基調講演は、11日は三菱総合研究所の小宮山宏理事長が「プラチナ社会」、12日は慶応義塾大学大学院の岸博幸教授が「エネルギー政策と経済のゆくえ」をテーマに行った。
技術講演では、同社ソリューション技術部の池田裕之氏、インフォメティスの只野太郎社長がEMSの最新技術を紹介。会場では、同社のソリューションについてのデモも行われた。