MECHATROLINK協会(MMA)は、「2015年度総会」=写真=を、東京・秋葉原UDXカンファレンスで5日開催し、会員会社から93社150人が出席した。
冒頭、MMA幹事長の小笠原浩安川電機代表取締役専務・技術開発本部長があいさつし「第4次産業革命と言われるインダストリー4・0への対応が各方面で話題になっている。国際標準化は重要だが、公正な競争を殺すような標準化は必ず失敗する。MECHATROLINKを上手に利用してもらい、これに乗れば安泰で沈むことはないと思う」と述べた。
今年で設立12年目を迎えたMMAの会員数は、今年5月末で2464社と昨年同期に比べ316社増加。このうち中国が約1200社と約半分を占める。
MMAの三輪卓也事務局代表は「昨年7月にインド支部を開設し、今年はASEAN支部を設立したい。また『インダストリー4・0
IoT対応技術部会』を設置する」と報告した。
総会終了後の特別講演会では、韓国・AJINEXTEKのCHOI
SUNG―HYUK氏、ソフトバンクモバイルの荒木健吉氏、VECの村上正志が講演を行った。また、新製品紹介がオリエンタルモーター菅野毅氏、アズビル村井定一氏、山洋電気古川大祐氏から行われた。