ベルチャイルド(大阪市北区松ケ枝町1-3、TEL06-6356-5700、藤田好邦社長)は6月12日、クラウド遠隔地監視システム「iBRESS」の説明会を大阪の東亜無線電機本社で開催、多くの聴講者が集まった。同製品は「関西積乱雲プロジェクト」の実証実験をベースに開発されたクラウドサービス。遠隔地からさまざまな情報を収集し、リアルタイムに監視・制御が可能。Webブラウザでリアルタイムデータの見える化が実現できる。
安全性と柔軟性、経済性が特徴で、スモールスタートで導入可能。太陽光、風力などの発電施設、遠隔地の工場の監視用途を想定している。
WiFiやZigBee、Wi-SUNほか、多くの無線規格に対応する東亜無線電機製のマルチ通信ゲートウェイや、既設のEtherCATネットワークにアドオンするだけで、接続デバイスのI/Oデータを収集できる。ベルチャイルド製「FastMonitor for EtherCAT」などと組み合わせ、現場の見える化、IoT化に貢献する。