オリエンタルモーター(東京都台東区東上野4-8-1、TEL0120-925-410、野村重幸社長)は、バッテリレスアブソリュートセンサ搭載のステッピングモータAZシリーズのDC電源入力タイプに、取付角寸法20ミリメートルと28ミリメートルの機種を追加。さらにEtherCATなど3種類のFAネットワークに対応したAZシリーズ用の多軸ドライバを新たに発売した。
AZシリーズは、アブソリュート方式の位置決めをバッテリ不要で可能にしたステッピングモータ。
装置の小型化にともなって位置制御モータにも小型化が求められるなか、このほど2種類の小型型番を追加。取付角20ミリメートルの「AZM14AK」は、ケース長さ50ミリメートル、質量50グラムと小型・軽量化を実現。機械式多回転アブソリュートセンサ搭載で、バッテリレスで位置情報検出が可能になっている。
多軸ドライバは2軸、3軸、4軸を接続でき、SSCNETⅢ/H、MECHATROLINK-Ⅲ、EtherCATの3種類のFAネットワークに対応している。
販売目標は、AZシリーズが5年後にひと月あたり5000台、多軸ドライバは3年後にひと月あたり1500台を目指している。