富士通は製造業向けに展開する、知的情報資産の統合管理ソフトウェア「PLEMIA」シリーズに「配合・処方設計支援システム」として、「PLEMIA
M3
CPGエディション」を追加した。
同ソフトウェアのメーンターゲットは、化粧品・トイレタリー製品などの開発、試作などを行う企業。ターゲットを絞り、機能を特化させることで、使いやすさとコストの両立を実現している。
従来は研究者個人がノートや各自のPCで管理し、共有できていなかった情報を、試作段階の配合・処方情報をシステムに登録することにより、アイデアやノウハウを蓄積することができる。そのため、新規開発検討の際、過去の膨大な試作資産を活用することで、最短ルートでの開発を可能にする。
また、規制チェック、帳票作成を自動化することにより、研究開発部門における付帯作業を大幅に削減し、研究者を本来の研究開発業務へパワーシフトさせ、品質の良い魅力ある製品のタイムリーな市場投入ができるようになる。