日本モレックス(神奈川県大和市深見東1-5-4、TEL046-261-4500、梶純一社長)はこのほど、極性キーと豊富な色ぞろえによって、組み立て作業の効率向上に寄与する「CP-6.5電線対基板用コネクター」を発売した。
CP-6.5は、2極で6.50ミリピッチの電線対基板用コネクターで、基本6色(白、橙、赤、青、黄、黒)およびカスタム6色(茶、緑、グレー、ミント、紫、ピンク)がラインアップされており、多彩な色展開のハウジングによって、取り付け時や修理時にコネクターの正しい組み合わせが迅速に識別可能。
また、ハウジングリブに極性キーを搭載することで、断線などの原因となる誤嵌合を防止でき、ハウジングに搭載されたポジティブロック機能によって、嵌合状態をクリック音で確認可能となっている。
さらに、キンク構造のテールによって、ヘッダーの浮き上がりを防止し、リフロー時におけるヘッダーと基板との適正な仮実装状態を維持できる。
そのほか、PCBヘッダーのドレインホールをなくし、ポッティングに対応、PCBヘッダーは260℃のウェーブハンダ工程に対応した高温での実装環境に最適-などの特徴を有している。
主な用途は、洗濯機、温水器、空調やエアコンといった家電用途に加え、産業制御、HVAC、コピー機、自動販売機や各種セキュリティシステムなどの産業およびFA機器。