IDECのソレノイド付き安全スイッチ「HS5L形」が装置設計・組み付けを行うエンジニアはもちろん、装置や機器を実際に使う生産現場担当者にも好評だ。
安全スイッチは作業者の人体保護や安全確保を目的に、装置が危険な状態では扉が開かないようにロックする。日本国内では2014年4月に労働安全衛生法が改正され、リスクアセスメント・安全対策の実施が益々重要視されている。さらに装置の輸出比率も増えており、機器の国際安全規格対応ニーズが高まっている。HS5L形は、最新の機械類向け国際安全規格に対応し、ロック付きでは世界初のコストパフォーマンスが高い2接点タイプをラインアップした。従来の安全スイッチは機械の複雑化に伴い接点が増加傾向にあり、過剰スペックになっていた。新製品の2接点タイプは、危険レベルが比較的高くない食品機械など中小型装置の機械安全対策に適している。
可動アクチュエータをラインアップすることで扉がバウンドした場合でも、安全スイッチにロックがかけられる範囲を大きくし、耐振動性に優れたスプリング式端子台を採用し、配線効率もアップするなど、現場に配慮した仕様になっている。
公式サイト>>> http://jp.idec.com/ja/s/c30H4/