省配線機器メーカーのエニイワイヤは、省配線システム「AnyWireASLINK」対応機器として、小型A/D変換ユニットをラインナップし、6月29日から発売した。7月7日(大阪)、9日(東京)に行われる「産業オープンネット展」に出展。同システムを採用することで、小型・少点数多分散ターミナル、センサ機能一体型ユニットなどにより、電装BOXや配線束の解消が図れる。また、ON/OFFのみならず、センサ状態監視、2線式センサの断線監視などの情報をデジタル化し上位に送信可能。状況をリアルタイムで把握することができる「診える化」の機能を備えたシステムで、生産現場のIoT化に寄与する。
入力レンジは「0-10V」「0-5V」「1-5V」「0-20mA」「4-20mA」から設定で切り換え。また7セグ表示機能を搭載し、入力値、メッセージなどをその場で視認可能。さらに、親機に子機を増設することで最大15台まで結合でき、さらなる省配線化を実現。各ユニットの入力仕様は自由に設定でき、異なる入力仕様のユニットを混在して使用できる。幅10.5ミリと薄型で、DINレール取り付けにも対応。機器との接続はe―CON準拠3Pソケットを採用している。
公式サイト>>> http://www.anywire.jp