構造計画研究所(服部正太社長)は6月5日に、生産ラインシミュレータ「FACTOR/AIM(ファクター/エイム)」の最新バージョンVer.10.3をリリースした。
同製品は、工場の装置台数、作業員人数、処理時間、バッファスペース、さらにはディスパッチングルールを変更するなどして、予定の改善案を評価、またはより良い改善案を発見するためのシミュレータ。今回のバージョンアップでは「モデル定義ツール」を追加することで、従来必要であった各項目の定義付け作業の負担が軽減できる。
「モデル定義ツール」は、一般的な情報をエクセルのインターフェースから入力するだけで、モデルデータが自動生成されるため、専門の知識がなくても使用可能。さらに、本ツールは、FACTOR/AIMシステムとは独立したMicrosoft Excelのマクロ付きBookで提供されるため、保守ユーザは無償で使うことができる。
同社は、これらのソリューションを実際に体感できるセミナーを定期的に実施しており、導入前に有用性を確認することができる。内容、日程など詳細は、同社HPで確認できる。