TFFフルーク(東京都港区港南2―15―2、TEL03―6714―3117、ホワン・イー・ジェイ社長)の「Fluke―190―504型」=写真=は、ベンチトップのオシロスコープと同等の性能・操作性を持ちながら、現場利用に最適なタフさを備えたフィールド向けの携帯型オシロスコープ。「ベンチトップ型と同じ機能で、現場で使うものとしての工夫も盛り込んでいる」(同社)という。
同製品は、携帯型として最高レベルの周波数帯域500Mヘルツをカバー。さらに4チャンネルの絶縁入力により、インバータやモータといった回転機械や医療機器のメンテナンスなどノイズを嫌う計測にも最適。
500M〓の電圧プローブを標準添付し、走行中の電機自動車やハイブリッドカーのインバータ回路評価をはじめ、重機や建機、発電機、プラントでの流量計の出力パルス波形の観測など、幅広い用途にも1本の標準品プローブで対応できる。