産業用オープンネットワークを推進する団体と製品ベンダーが一堂に会して展示とセミナーを行う「産業オープンネット展2015」(主催=産業オープンネット展実行委員会)が、大阪で7日、東京で9日に開催され、両会場合わせて約1300人が参加した。
同展は、オープンネットワークを採用するメリットを紹介し、理解を深めてもらうもので、今年で4回目。今回は、オープンネットワーク標準化を推進している10協会・団体と48のベンダー会社が参加し、過去最大規模での開催となった。
セミナーは1コース30分で33コースを3会場に分けて実施したが、満員で立って聞くコースも出るなど好評だった。また展示も、IoTやインダストリー4.0など「つながる」がキーワードとして最近関心が高まっていることから、これへの対応状況を説明するなど、最新の情報交換をするブースが目立った。
同展実行委員会の元吉伸一日本プロフィバス協会会長は「過去最大規模での開催となったが、来場者、出展者の意見も聞きながら、できれば今後も継続して開催していきたい」としている。