フエニックス・コンタクト(横浜市港北区新横浜1-7-9、TEL045-471-0050、青木良行社長)は、パワーターン式端子台「PTPOWERシリーズ」を発売した。
新製品は、同社が注力している接続方式である「プッシュイン式」で、動力系・電源系の太い電線の配線圧着作業や接続作業を容易にするもの。
裸線を端子台にそのまま差し込み、レバーを倒すだけで、素早く・簡単・安全に接続ができるもの。
また、渡り配線金具で分配・分岐が可能(2極用、3極用あり)で、分岐プラグで0・5~10平方ミリの小線径への分配もできる。
定格電流/電圧は、最大309A/最大1500V、適用電線範囲は6~150平方ミリ。
さらに、CEマーキング・海外規格を取得済みで、海外向けプロジェクトにも最適。
同社は「プッシュイン式」接続を採用した端子台の拡販に取り組んでおり、今回の発売で動力線から信号線までのすべてに「プッシュイン式」を使用することで、制御盤を小型化し、作業工数の削減を図る。