日本モレックス(神奈川県大和市深見東1-5-4、TEL046-261-4500、梶純一社長)は、7.5ミリピッチの電線対電線用、および電線対基板用の電源用コネクターシステム「Super Sabre」を発売した。
新製品は、直交型PCBヘッダー、ライトアングルPCBヘッダー、メス圧着ターミナル、オス圧着ターミナル、リセプタクルハウジング、プラグハウジングから構成される電源用コネクターシステムで、最高プラス125℃(USCAR-2、level3相当)の温度環境で使え、1ブレードあたり34.0Aの電源供給が可能。
また、ワイヤサイズ10~12AWGに適合し、無鉛ウェーブハンダ、およびリフローハンダ工程にも対応している。さらに、銀メッキを施した高伝導性の合金ターミナルを採り入れることで、フレッティング腐食の発生を抑えることができ、しかも、4つの独立した電気接触ポイントを持つフラットブレードターミナル設計と、冗長性および二次的な電源接触ルートを確保することで、長期にわたる高性能と信頼性を発揮する。