オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、オールインワン画像センサ「CVS-Rシリーズ」の従来機と互換性を保ちつつ、一部の性能を高めた上位互換機種「CVS-RAシリーズ」などを7月下旬に発売した。
同シリーズは、カラーイメージセンサの変更により、従来機よりも環境温度の変化に対して色抽出の安定性を強化。また、従来のローリングシャッター方式からグローバルシャッター方式に変更することで、高速移動体への対応力も強化しているため、現場での安定検出能力が向上している。また簡単色面積センサ「CVSE1―RAシリーズ」も開発。操作メニューの構成をシンプルに見直すことで、使いやすさを飛躍的に向上。ティーチングがわずか3段階で完了する「30秒3ステップティーチング」を実現し、現場レベルでの調整を可能にした。
標準価格は簡単色面積センサ「CVSE1-RAシリーズ」と色面積センサ「CVS1-RA」シリーズが9万8000円(税別)、パターンマッチング&色面積センサ「CVS2-RAシリーズ」とエッジ判別センサ「CVS3-RAシリーズ」が13万8000円(税別)と従来機から据えおく。文字認識センサCVS4-Rシリーズに関しては現行機種のまま継続販売。販売目標は2015年内に500台。