総合雷防護企業のサンコーシヤは、絶縁形LAN用SPD(Surge Protective Device)の新製品「LAN-1000IS-2」を開発、今年7月末から発売した。
近年、通信機器の普及とネットワーク化が進展している。そのため機器の雷防護のためには電源ラインだけではなく、LANケーブルなどの通信線に対する対策が急務。しかし現実的には対策がされていないケースがほとんどと言われている。
同シリーズは業界唯一の「ギガビット対応」かつ「絶縁形」のLAN用SPDのため、接地接続をする必要がなく、LANケーブルの途中に本製品を接続するだけで情報機器を雷防護可能。従来品と比較し、AC耐電圧は3kV以上から4kV以上、インパルス耐電圧(1.2/50μs)は5kV以上から15kV以上と、基本性能を大幅に向上させている。企業、官公庁、病院、学校などで使用される通信機器はもちろん、普及が進むネットワークカメラや、屋外設置のネットワーク機器の雷防護にも適している。同社はオンラインショップも展開しているため、1個から気軽に購入可能。さらに、雷被害相談室(info@sankosha.co.jp)も開設、雷害対策について専門家に気軽に相談できる。
公式サイト>>> http://www.sankosha.co.jp/