GEエナジー・ジャパン(東京都港区赤坂5-2-20、大西英之社長、以下GE)とNTTドコモ(以下ドコモ)は、IoT分野での業務提携に向けた覚書を締結した。両社は、GEの産業用機器向けワイヤレスルーター「MDS-Orbitプラットフォーム」と、ドコモの通信モジュールを連携させた新たなIoTソリューションを提供する。
MDS-Orbitは、高度なセキュリティとClass I Division2認証を受けた堅牢な筐体を採用したワイヤレスルーター。遠隔地の道路や橋梁、プラントや電気・ガス・水道などの設備にドコモの通信モジュールを内蔵した同製品を設置することでインフラ設備の温度や振動など稼働データをリアルタイムに監視できる。
また、取得したデータを、ドコモのIoTプラットフォーム上で提供するアプリケーションなどと連携することで、稼働データをスマホやタブレットで管理し、予兆診断や老朽施設の保全に役立てることが可能となる。
GEはドコモのM2M通信サービスにおける豊富な運用実績を高く評価。ドコモもIoTをリードするGEと連携を進めていくとしている。