オートメーション向け通信ソフトウェア開発の米ケプウェアテクノロジーズは14日、東京オフィスとして「ケプウェア・ジャパン」(東京都千代田区丸の内1-11-1、ブレッド・オースチン代表)を設立した。米国以外の国際拠点は初めて。国内総代理店は関東エルエンジニアリングが担当する。
主力製品は各種産業機器のハードとソフトを接続するOPCサーバー。現在、100カ国以上に展開している。
OPCサーバーを用いることで、異なるメーカーのPLC、表示器、PCなどをシームレスに接続可能。三菱電機、オムロン、IDEC、横河電機、富士電機、安川電機、IAIなどの産業機器メーカー製品にも対応している。
今後、現場で発生する大量の情報を処理する現場のIoT化や、インダストリー4・0やインダストリアルインターネットに向けて需要が高まることが予想され、ソフトウェアの日本語化にも順次対応する予定。
コーキー・エリス会長は「グローバルマーケットへの参入拡大と、日本企業とのパートナー関係の構築によりビジネス機会を創出する」と述べた。