日本IBM(東京都中央区日本橋箱崎町19-21、TEL03-6667-1111、ポール与那嶺社長)は1日、IoT技術を活用したビジネスモデルを構築し、新たな事業展開を支援する専門チーム「IoT事業開発推進室」を新設すると発表した。
同推進室には、専任コンサルタント、ビッグデータや情報関連のソフトウェア技術者、研究開発門の専門家、営業担当者などが所属し、IoT活用を検討する企業や産業界に向けて導入コンサルティングやソリューション開発、プロジェクト支援を提供していく。
IBMは3月、日本IBMに先駆けてIoT部門を設立。4年間30億ドルのIoT分野への投資と、ユーザーとパートナー企業によるIoTソリューションの構築を支援するクラウド型のオープンプラットフォームを構築することを明らかにしている。IoTに接続する機器の設計や製造担当者はオープンプラットフォームを利用でき、IBMは幅広い業界の企業が既存データとIoTデータを組み合わせて業務を最適化するためのシステム構築を支援するとしている。