日本電気制御機器工業会(NECA)がまとめた、2015年度第1四半期の電気制御機器出荷実績は、1641億円で、前年同期比96・8%(53・7億円減)となった。輸出は101・8%と前年同期を上回り過去最高となったものの、国内が93・5%と前年割れとなった。
品目別では、操作用スイッチが、105・7%と前年を上回り堅調拡大したほか、制御用リレー100・1%、PLC/FAシステム機器101・5%と前年同期を超えた。
これに対し、検出用スイッチは94・1%、制御用専用機器は84・9%となっている。
NECAでは、15年度出荷を、前年度比104・0%の7000億円と過去最高の見通しを立てており、このうち上期は102・1%の3480億円としている。