アズビルは、室内のCO2濃度と温度制御によって快適性と省エネを実現するCO2濃度制御アプリケーション機能を、VAV用コントローラ「Infilex VC(インフィレックスブイシー)」に追加し、7月30日から販売開始した。また、室内のCO2濃度と温度の計測を実現する新製品「室内用CO2濃度・温度センサ」も発売した。価格は、VAV用コントローラが6万5000円、センサが20万円。オフィスビル向けなどに初年度1000セットの販売を目指す。
新機能は、CO2濃度制御アプリケーションを内蔵したInfilex VCが、室内用CO2濃度・温度センサで検知したCO2濃度と室内温度をもとに、VAVユニットの風量を制御するもの。
在室者の人数によって変化するCO2濃度を捉えてVAVユニットの風量を制御するため、人数の少ない部屋は風量を抑制し、不在となった場合は風量をゼロにすることができ、快適性を維持した省エネルギーを実現。
CO2濃度制御アプリケーション機能は、一日の中で利用人数の増減の多い会議室フロアや、役員フロアなどの小部屋の省エネルギーに最適。