日本工作機械工業会は、2015年6月分の受注統計の確報を公表した。受注総額は前年同月比6.6%増の1361億700万円だった。
内需は前年同月比41%増の603億1000万円と大幅増。一般機械が同54.5%増、自動車が同18.6%増、電気機械が同43.5%増、精密機械が同99.5%増と機械製造業が軒並み前年を上回った。一方で、外需は前年同月比10.8%減の758億円と伸び悩んだ。主要国では、中国が同22.7%減と大幅減。ドイツも17.8%減と苦戦した。
15年累計は、1~6月の半年が過ぎた状態で、前年を14.5%上回る8092億5000万円となっている。