富士電機は、米国の安全規格ULに適合した大容量無停電電源装置(UPS)「7000HX―T3U」を発売した。
新製品は、独自の逆阻止IGBTを用いた「3レベル電力変換回路」を適用し、業界最高レベルの97・5%の装置変換効率を実現しており、低負荷(負荷率25%時)でも96・1%の装置変換効率を達成するなど、電力損失を低減でき省エネに貢献する。
また、安全規格UL(UL1778)に適合しており、安心して使用できるほか、通信方法も従来のWeb/SNMPカードに加え、産業機器の接続方式として使用されているModbusに対応したオプションカードも新たに追加したことで幅広い通信方式により運転状態が常時監視可能なほか、故障情報も即時に通知することができる。
給電方式は常時インバータで、装置容量は500kVA/500kW、400kVA/400kW/300kVA/300kW。