東芝は、低消費電力・高速動作が求められるIoT/M2M向けに最適なARMコアマイコンの新製品群「TXZファミリー」を開発中。2016年第2四半期からサンプル出荷を予定している。
同製品群は、IoT向けのTZシリーズの超低消費電力をARMコアマイコンのTXファミリーと融合させることで、低消費電力化が必要となる市場に対応。新開発の超低消費電力65nmフラッシュ混載ロジックプロセスを採用し、従来製品比で60%の低消費電力動作を実現できる。
第1弾として、ARM
Cortex―M3コアを搭載した「TXZ3シリーズ」を開発し、128KBのフラッシュメモリと100pin以下の少ピンパッケージを採用し、標準的な周辺回路を搭載した「TMPM3H」グループを30製品展開する予定。第2弾ではCortex
M4Fコアの高速化製品、第3弾では超低消費電力製品を展開する予定。