通常、サーボモータを多軸制御する場合は、専用のモーションコントローラや、高性能な産業用PCとNCボードが必要だった。
そのため、スペックやプログラミングはハードに依存し、なおかつ仕様に合わせて機器を選定、購入が必要だった。
しかし、同社のソフトモーション「WMX」を用いると、市販PCを超高性能なモーションコントローラとして使うことができる。特にEthrCATでサーボモータと通信する場合、通信基板さえも不要。購入したPCにLANポートさえ搭載されていれば大丈夫だ。
もちろん、Windowsベースのアプリケーションと共存もでき、万が一、Windowsがフリーズしてしまった場合もマルチコアCPUの一部のコアをモーション制御で占有する仕組みのため、安定性が担保されている。
その圧倒的な性能と信頼性は、大手半導体製造装置メーカーで多数採用されていることからも実証されており、128軸の同期制御を1msの制御周期で実現できるほどのスペックを誇る。
同社ではファンレス、HDDレスのコンパクトな産業用PC「DPC700シリーズ」もあわせて提供しており、今後もその動向が注目されている。
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