日機電装のダイレクトドライブモータ(DDモータ)は、高い剛性と使いやすさでものづくりの現場で高い評価を得ている。
たとえば新製品の「τ(タウ)DISC DD-s series」は、モータ剛性・耐荷重性を追求。イナーシャ比2000倍負荷でも安定した動作を実現している。
また、モータ精度も突き詰めており、絶対位置決め精度でプラスマイナス10arcsec、繰り返し位置決め精度でプラスマイナス1arcsec(往復動作時)、回転振れ精度で5μm/3μm(アキシャル・ラジアル)を達成している。さらに、サーボロック時、0パルス整定の実現も可能にし、FPD製造装置・半導体製造装置、工学関連装置・精密加工装置・測定装置・分析装置など、大イナーシャ負荷での高精度位置決めが要求される装置に最適となっている。
また、同社ではダイレクトドライブτシリーズ専用高性能サーボドライバ「VPHシリーズ」もラインアップを強化。産業用ネットワーク対応を進めており、8月にSSCNETⅢ/H・SSCNETⅢ対応品を発売、続いて10月にはEtherCAT対応品をラインアップに加える予定。
HPでは「DDモータとACサーボモータ+減速機駆動の違い」「リニアステージとボールネジ駆動等との違い」などを解説、技術者への情報発信に努めている。
公式サイト>>> http://www.nikkidenso.co.jp/