ついにおみくじロボットが登場!安川電機は本社最寄駅であるJR黒崎駅改札内(北九州市八幡西区)に「黒崎神社おみくじロボット」を8月26日から設置した。
黒崎駅を含めた黒崎地区の活性化支援と安川電機のロボット技術のアピールを兼ねたもの。
鉄道線路に見立てた螺旋(らせん)のガイド上をおみくじボールが上から転がって降りて来て、下部に設置した大吉、中吉、吉の三つの箱のどこかに分けられて今日の運勢を占うもの。
螺旋のガイドはところどころ切れており、その切れ目を同社の7軸垂直多関節ロボットがガイドを繋ぎ、ボールの落下を防ぐように動くのがミソとなっている。改札の中に設置されているため、JRの乗客は誰でも無料で利用できる。
JR黒崎駅前に本社を構える安川電機は、今年創立100周年を迎えたこともあり、記念事業として「ロボット村構想」を推進している。本社敷地内に、「YASKAWAの森」として一般公開ゾーンを設け市民に開放。さらに安川電機みらい館では、同社のロボット技術やものづくりの魅力を伝える展示・体験スペースも設けている。
JR黒崎駅も安川電機本社前の駅前広場の整備やペデストリアンデッキ拡張などを進めている。
なお、26日には関係者が出席して除幕式が行われた。