「JASIS2015(分析展2015/科学機器展2015)」(主催=日本分析機器工業会、日本科学機器協会)が、「未来発見。」(Discover the Future.)をテーマに、9月2~4日まで幕張メッセで開催された。
JASISは、2012年を機に、分析展と科学機器展の合同展となり、アジア最大級の分析・科学機器関連のイベントとして定着している。
今回は500社の展示と400を超えるセミナーが行われた。新技術説明会は100社340テーマ、コンファレンスも30団体50セッション行われ、2万3000人以上の来場者があった。
サイエンスセミナーでは「ロボットは東大に入れるか」、日本薬局方セミナーでは「第17改正日本薬局方最新情報」を開催。先端診断イノベーションフォーラムとして「ヘルスケア」「予防医療」「分析機器関連ビッグデータ」をテーマにコンファレンスが行われた。
4回目となる「分析機器・科学機器遺産」認定事業の紹介展示も行われ15年は日本電子「走査型電子顕微鏡」、日立ハイテクノロジーズ「日立705形自動分析装置」、島津製作所「全有機炭素計TOC―500」など11件が認定された。”