北陽電機 セーフティレーザスキャナ発売 世界最小・最軽量 SDカードで設定変更も

北陽電機(大阪市中央区常盤町2-2-5、TEL06-6947-6331、尾崎仁志社長)は、世界最小・最軽量(2015年9月同社調べ)のセーフティレーザスキャナ「UAM-05-LP-T301」を開発し、10月1日から販売を開始する。

新製品はIP65の保護構造を持ちながら、重量0.8キロと軽量化を実現。サイズも高さ95mm、幅80mm、奥行き80mmの世界最小サイズを達成している。性能も業界トップクラスで、防護領域5m、警告領域20m、検出角度270度をカバー。領域を含めた各種設定はPC上で行うこともできるが、業界初のSDカードを用いた設定変更も可能とし、複数台への設定転送が簡単に行える。

また、AGV(自動走行台車)に最適な機能として、「マスタ/スレーブ機能」を搭載。4台のセンサを相互接続して、1台をマスタ、残りをスレーブに設定し、マスタの入出力だけで4台(方向)の制御が可能。AGVの車輪に取り付けたインクリメンタルエンコーダの信号をセンサに入力、速度によるエリア切り替えにも対応している。規格は「タイプ3」「SIL2」に対応、ライトカーテンの置き換えにも使用できる安全性能を持っている。

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